【できる人とは】リモート時代でも通用する仕事習慣3つ【若手向け】

この記事は、就職希望の学生・新卒・若手社員向けに、ちょっと職場じゃ教えづらい「ぶっちゃけた仕事ノウハウ」の入門的内容を、リモート時代を踏まえてお伝えします。

ちなみに記事を書いている私は大手メーカーで10年ほど働いており、若い子の面倒をみたり、課長や部長から「いらんパス」されたりと、いわゆる中堅的なポジションをやってます。

目次

仕事が「できる人」と周りが思うのはどのタイミングか?

仕事が「できる人」と周りが思うのはどのタイミングか?

いきなりぶっちゃけると、職場で一目置かれるかどうかは最初の数ヶ月でだいたい決まってしまいます。

もちろん若い子はきっかけさえあれば伸びることも多いので、しばらく会わないうちに大きく成長してることもありますが、周りが直感的に「この子はできる子だな」と判断するのは結構早かったりします。そしてこの時点では「実際にできるかどうか」はあんまり関係ありません。

そりゃそうです。だって新人とか若手なんて仕事回せないですから!
だけど人事評価で優劣をつける必要があるので、それを正当化するためにも「できる子」の認識を偉い人同士で合わせるのです。

多くの企業では半年に1回評価がありますから、最初は研修期間があるとしても、2〜3回目ぐらいの評価でだいたい「できる子」は固定化されてしまうということです。

もちろん、若いうちは後から成長してひっくり返すことはいくらでも可能ですし、そもそも上司が変われば変わる可能性も大いにあります。

私も初期配属の上司とは相性が悪く認めてもらえませんでしたが、異動先の上司が目をかけてくれて巻き返したタイプです(結構苦労しました・・・)。

というわけで、まずは「できる子」っぽく見せて、周りから信頼勝ち取るのを強くオススメします!
ぶっちゃけここさえ外さなきゃ、最初の数年は難易度ベリーイージーです。

「できる人」だから「仕事が伸びる」

多くの人が勘違いしてますが、「仕事ができる」から「あの人すごい」と認められる・・・この順はあまり起こらないということです。

なんでかというと、上司や先輩に気に入られない限り、「そもそも伸ばせないスキル」があるからです。

順を追って説明しますと、企業において「仕事のできる人」になる、言い換えるとスキルの伸ばし方は大きく2つあります。

①職場でしか伸ばせないスキル

職場専用のスキル、社内連携、戦略・組織・価値観などの上位層からの情報。

入って2,3年は職場スキルぐらいですが、上位層の価値観・考え方は5年もしないうちに差がではじめる。
いわゆる社内で大きな仕事をする上で必須のスキル

②自己啓発など個人でも伸ばせるスキル

専門知識・技能、英語などを含むコミュニケーションスキルなど。
打ち合わせや通常業務、個人ワークで一目置かれるためにあった方がいいスキルであり、転職でも活かしやすいことが多い。

外資でヘッドハンティングされるレベルだと給料青天井ですが、日本は管理職以外は大したことないので、このスキルだけで上り詰めるのは基本不可能。
ベースとしてあると有利だが頼りすぎてもダメな天使と悪魔なスキル。

ここで、「①職場でしか伸ばせないスキル」はハッキリ言ってチャンスが不平等です。
周りや上司に目をかけてもらわない限り、基本的に伸びることはないでしょう。
だって知らないことはわからないし・・・。

つまり、ストレートにいうと「上司のお気に入りだと仕事が伸びやすい」ってことです。
何となくしっくりくると思いますが、後でもうちょっと具体的にご説明します。

それでは「できる人」と思われるためのノウハウの前に、一連のコロナ事情で具体的にどんな変化が会社で起きているかについてちょっと説明します。

チャンスの不平等による、伸びる人の選定の早さ【リモート時代怖い】

チャンスの不平等による、伸びる人の選定の早さ【リモート時代怖い】

これまでの時代は、若いうちはある程度平等に高難易度の仕事や挑戦する機会をもらえたと思います。

新卒で入って最初の3〜5年ぐらいは諦めずに育成してくれる上司が多く、30歳前後にはできる子・できない子・ふつうの子のレッテルが確定します。

この年までくると並大抵のことではひっくり返せないでしょう。
すでに出世してる人もいるわけだし。

この選定がリモート時代になって早まると思います。主な理由は次の3つ。

OJTがやりづらくなり、仕事を直接指導する機会が減った

OJT(on the job training)とは、仕事を通して教えていくことです。
先輩や上司がやりながら教えてくれる感じで、反対は研修など仕事以外での育成です。

リモートでは、込み入った話や丁寧に教えるのが難しいと、私自身実感してます。

ひょっとすると数十年後には「リモートで教えるのがうまい上司やベテラン」が出現するかもしれませんが、現状そんな人はいません。
というか、いい上司に巡り合えること自体が運なので、そこに更に「リモートで教えるのがうまい」を付け加えたら絶望的かなと・・・。

というわけで、今までより少ない持ち時間の上司が何するかというと、「期待のエース」を早めに選定して育成時間の取捨選択をするようになります(もうそういう雰囲気あります)。

部活だってレギュラーが一番いい環境で一番長く練習でき、2軍やその他は環境が悪くなりますよね
あれは会社でも起きていますし、それがもっと顕著になると思います。

といっても、基本的に期待を持って採用していますし、職場もあなたの成長を願っています。
なので、現実的には「できない子」の選定が早まり、「できる子」「ふつうの子」の仕分けは猶予があると思います。

要するに、早いうちから「こいつはダメだ」と思われないことが最低限必須になります。

課長以上の育成ノルマが変わり、仕事できない子の存在が認められてしまう可能性

一般的な企業に多いのは、「メンバーを昇格適齢期に昇格させること」自体が、課長以上の評価の一部になっています。

要するに上司自身も指導力・育成力を審査されて、給料にフィードバックされるわけです。

なので、どんなにダメな子でもなかなか見捨てづらいわけです。

これが、今回の不況で短期的・中期的に変わるかもしれません。
表現としては「今まで以上に早期に次期リーダー、リーダー候補を選別し育成する」とか前向きになってると思いますが、要するにできる人を早めに選別して、他は見切りをつけちゃおうということです。

この不況で新卒の採用すら見送ってる企業が多いということは、要するに会社としては皆が昇格して給料アップされたら困るわけです。

なので、選別が早めに行われる可能性が高いです。

これまでは、ダメな子にも生活があるからと、無理やりダメな子昇格させて給料あげてたと思いますが、そんなこと知ったこっちゃないという考えが出始めてます。

それぐらいコロナの影響はでかい・・・。

【新しい習慣】リモートでスキマ時間が増えたので、仕事を教えやすくなった

パッと見、さっきと言ってることが矛盾してますね(笑)
でも矛盾してるわけではなく、スキマ時間が増えたのは事実です。

そしてスキマ時間は他人に知られることがなく、上司が自分の自由にできます。
その時間を使って、いつもはメールでccに入っていても読まないメールを読み始めた課長・部長層が凄い増えました。

これの恐ろしいことろはスキマ時間なので「自分の興味ある話題、目をかけてる子」のメールから読み始めることです。
どうせメールなんて全部読みきれないので、取捨選択が入るわけですね。

そうすると今まで知らなかった「この子はこんなに頑張ってるんだな。ちょっとアドバイスするか」とか、「オレが直接相手先の課長に話しつけてやるか」みたいなことが起こり、その子の実力は伸びるし、実績もでるし、努力も評価されるわで、どんどん抜けていくわけですね。

結果、上司に気に入られてる人に育成時間やフォローが集中し、能力ギャップは拡大していくと思われます。

では、次にどんな人が目をかけてもらいやすいのかについてご説明します。

「できる人」と思われるために、最初に手を出すべき習慣・スキル3つ

「できる人」と思われるために、最初に手を出すべき習慣・スキル3つ

リモート前から必要ではありますが、更に重要性があがった最低限おさえたい習慣・スキルは次の3つ。

  • 偉い人から順に即レス
  • 仕事の自己管理能力
  • 上司の考え、視野、価値観を理解する

①できる人は偉い人から順に即レスします

これ常識なんですが、偉い人から順に処理しなきゃダメです

平社員同士でのいつでもずらせる仕事を先にやって、課長から言われたことは後回し・・・
こういう人めっちゃ多いんですが、一生信用されません

上の人は特に期限言わない場合、今すぐやってもらえると思って話しかけてるので、寝かせると信頼だだ下がりです。ひどいと次の日やる人とかいますが、その程度の用事ならそもそもわざわざ依頼しないって。

逆にどうしても今すぐやらなきゃいけない仕事を抱えてるときは、今すぐじゃなくて問題ないかその場で確認しましょう。上司からしたら誰でもやってくれればいい案件がほとんどなので、まずは常識的な会話ができることを示しましょう。

逆にあなただけしかできない案件であれば、尚更遅れることは報告してあげましょう
本気で急ぎの場合、あなたが元々やろうと思ってた仕事を調整してくれることもあります

これは瞬発力の問題なので、気をつければ明日からできるはず!

②優秀な人は例外なく仕事の自己管理能力が高い

自己管理能力って色々ありますが、若手に求められてるのは大きく2つかなと。

自分の仕事キャパがわかって、かつコントロールできている

何でも仕事引き受けちゃって万年パンクしてる人はダメです
よく「こんなにできるわけない。こんなに仕事押しつけてくる方が悪い」と開き直っちゃう人いますが、それはあなたの問題です

なんでパンクしてるとダメかというと、「今より高難易度の新しい仕事(=大きな成果がでる仕事)が振りづらい」からです。
問答無用で振ってくる上司もいますが、それにしたって「やったことない仕事」というのは時間もエネルギーも必要なので、片手間ではいい成果は出ないでしょう。

なので、常に余力がない人はそういったチャンスも掴みにくい傾向があります。
ぶっちゃけると他はともかく、このタイプだけは出世した人みたことないです。

まだ自分の好きな仕事しか引き受けない人の方が出世してます。。。

自部署の責任範囲、できることの範囲がわかってる

意外かと思われますが、自部署の責任範囲・業務範囲を明確にわかってる人は多くありません
大きな企業ほど、「それはどっちの仕事なの?」となりがちなので、そこを的確にサバけるのが重要

ちなみに自部署の責任範囲、他部署の責任範囲なんて、時代の流れやトレンドで変わりますし、もっというと上司がかわったら変わります。また、自部署ができることも同じぐらい変わります。

そんなん無理ゲーじゃんって話なんですが、結局うまく立ち回ってうまくサバく・・・まぁこれにつきます。

この上手くサバくためには、自分がコントロールできる影響領域や、自分が興味のある関心領域といった「7つの習慣」という考え方をベースにもって、日々の業務でアンテナを立てないとどうにもなりません。

つまり、パっと教えてもらってささっと身につくものじゃないんです。
 
7つの習慣」については次章で私が実際に買って良かった良書を紹介してますので、知らない方は必読ですよ。

③上司の考え・視野・価値観を理解する【意識的にやろう】

こういうとハードル高すぎに感じると思うので、まずは「こう言ったら、こんな返事がきそうだな」という状態に持っていければ若手のうちは十分だと思います

これができるようになるには、何度も上司にチェックしてもらって指摘を耳タコにする必要がありますし、色々と提案したり報告する必要があります。

適切なアドバイスをもらうため(あと嫌われないため)に、心がけることは2つ

・報告をロジカルにわかりやすくする
・ある程度一般的な上の階層の悩みを知っておく

これについても、2冊ほど実際に私が使って良かった本をご紹介します。

3つの習慣・スキルをアシストしてくれた本

3つの習慣・スキルを強烈にアシストしてくれた本

7つの習慣

これは超有名で一定年齢以上で社内研修させる企業が多いです。

この7つの習慣自体は仕事ノウハウではなく、世の中に対するモノの見方や、行動の優先順位・取捨選択の考え方が書かれており、人生で幸せを感じやすくする(というか無駄なストレスを減らす)考え方が身につきます。

これがわからないと、上司との信頼どころか他部署とも調整がうまくいかず、できる子どころか一生ダメな子になってしまうので早めに習得した方がいいです。

一般的には分厚い本が有名ですが、私は「まんがでわかる 7つの習慣」をオススメしてます。いらないところが削ぎ落とされて、実践的な部分だけにフォーカスした良書です。分厚い本は7つの習慣博士を目指してる人以外はいらないと思います。読むのに時間もかかるし。

基本的には仕事をする全ての人にオススメしますが、とりわけ仕事にストレスを感じたり、抱え込んでしまう人、選択が苦手な人にオススメです。

ちなみに私はちょっとコンビニ行くぐらいの気持ちで会社行ってますが、それに至るまでに一番影響受けた自己啓発本がこの本です。

世界で3000万部、日本国内で160万部を突破した自己啓発本の金字塔『7つの習慣』が初のまんが化! 大ヒットした『まんがと図解でわかる7つの習慣』よりもさらにわかりやすく、エッセンスをまとめました。亡き父のバーを再開すべく、バーテンダーを目指す主人公・歩が勤め始めたバー・セブン。そこへ訪れる人々の悩みと気づきが、7つの習慣の要点とリンクし、読み応えのある物語となっています。自分を変え、人生を変えたいと願うすべての人に。

理科系の作文技術

※値段は2020年7月20日現在です。変更の可能性あります。

写真を撮ろうとしたら、後輩に借りパクされていたのを思い出しました。それぐらい良い本ってことですね。
仕方ないので購入履歴をのせます。

理科系の作文技術」というタイトルですが、報告書やメールで長文の連絡をする全ての人に有益です。身につくことは、短い文章で、ロジカルに、人に上手く伝えるポイントが分かることです。

社会人になると平気で「文章は苦手なんだよな〜w」という人がいますが、そういう人は口で説明するのもダメダメです。相手が上手に引き出して、綺麗に整理してくれてるだけです。

本当にびっくりすると思いますが、メールが無駄に長いだけで何言いたいか全然わからない人はどこの部署にも一定数います。

上司は整理するために泣く泣く打ち合わせし、時間を取られることも日常です。上司の信頼が厚くなるほど、こういった「ダメダメなメンバーのお世話」も任されることが多くなりますが、逆を言うと最低限押さえておくべきポイントにもなります。

「何言ってるかわからない」と言われたことのある人に是非オススメの1冊ですが、、、最近はそこまでストレートに言われない世の中です。

メールや報告書がすんなり理解してもらえない人や、報告すると話がこじれるから上司と話すのがもう嫌・・・という人が当てはまると思います。

ちなみにこの本は古い本でかなり読みづらく、内容も半分ぐらい時代遅れです。
ただ、残りの半分は他の本にはない素晴らしい内容なので、ちょっと大変だけどチャレンジしてみてください。

実際に著者が書いたメモや論文の一部など具体例がふんだんに盛り込まれており、わかりやすい。いかに簡潔な表現で筋の通った主張をし、読む人を納得させることができるか。理科系ならずとも、論理的に思考し文章化することは、常に求められる能力である。本書ではそれに必要な技術、フォーマット一般が整理されており、参考になる。多少語調が古い感じもするが、それも再版を重ね、多くの人に読まれている証であろう。(宮崎 郁)

と思ったら、いつの間にかマンガになってました。
もっと早く出て欲しかった。。。
今なら絶対こっちを買いますね。

IT企業で契約社員として働き始めた文。根っからのSF小説好きで、作文には自信のあった文だが、“仕事の文書”で求められる文章はまったく異なるものだった―!上司・梶山の指導のもと、奮闘する文が、「相手に伝わる」文章スキルを少しずつ身につけていくストーリー。まんがを読むだけで、名著『理科系の作文技術』のエッセンスが身につきます。

サムスン式 仕事の流儀 5年で一流社員になる

これも結構前に買った本ですが、事例が豊富で嫌いな上司とうまくやっていくために何度も助けられました。

別にサムスン式の仕事術に興味はないし身につくわけでもないですが、上の階層の人達が何に悩んで、どういった苦労をしているのかが事例を通してリアルにわかります。

一昔前は「2つ上の上司の視点をもて」という言葉がありましたが、それをするためには「2つ上の上司の悩みに共感する」必要があり、それを実践するのに一番役に立ちました。(いつの間にか廃れましたね。非常にいい言葉なのですが)

上司の悩みに共感することで、自然と立ち振る舞いや価値観、何を課題や問題点と捉えるかが成長できます。要するに視点が高くなるという奴です。

これができることが、できる子どころか出世コースにのることだと思いますが、皆さん自分の悩みばかりで上司に興味がありません。

頭1つ抜けたい人におすすめの本。

会社に勤める人なら誰もが経験する仕事の内容、たとえば、業務報告の仕方、商談のテクニック、上司との付き合い方、時間や服装の管理まで、サムスンではどう行われているかが、「入社1~5年目」という時期に絞って具体的に明かされる。仕事力をアップし、どんな会社であっても能力を認められて昇進し、そのことによって「人生の質」を高めたいと考えるビジネスパーソン必読の書。

まとめ:【できる人とは】リモート時代でも通用する仕事習慣3つ【若手向け】

今回は新卒、若手社員が誤解してそうな、「できると思われる人」をリモート時代という切り口でご紹介しました。

新卒、若手はモチベーションも体力もとても充実し、平日や休日も勉強される方が多いと思います。

しかし、会社や部署によっては英語や資格などのわかりやすいスキルを薦めてしまい、根本的に社会で必要な価値観を育てることを忘れてしまいがちです。

これは年々即戦力を求めすぎている企業側に責任があると思いますが、まずは落ち着いて会社の様子や自分が求められていること、なりたい姿を強烈にイメージしてみてください。

今回ご紹介した3つの習慣をきっかけに、今まで視えなかったものが視えることを願っております。

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