【失敗談】不況時代の身の守り方|新卒でマルチに絡まれた話

 

【失敗談】不況時代の身の守り方|新卒でマルチに絡まれた話

努力をカモる外道がいる。

今あなたが「うまい話に飛びつきそう」なら、ちょっと待ってください。
情報商材など、大切なお金に手をつけそうという状況なら尚更です。

特にこんな特徴に1つでも当てはる方は、要注意です。
私はとんでもなく苦労しました。。。

✔カモられやすい人の特徴

  • 新卒、ないしは社会人経験が浅い
  • 今の職場や境遇に不満・不安がある
  • 努力をしても上手くいかない、もしくは努力の方向性を見失っている

ちなみにこの3つの特徴は、マルチに絡まれた時の私のステータスです。


どうも!お恥ずかしい話ですが、昔マルチにカモられそうになった、むぎです!

この記事では、私がマルチに絡まれてしまった失敗談を通して、マルチや悪徳情報商材から身を守るポイントをご説明します。

特に不況時代はみんな苦しいのですが、世の中魔法はありません。期待しすぎは要注意です。

さて、前置きが長くなって来ましたので、そろそろ本題に入りたいと思います。

目次

偶然ではない!マルチのターゲティングから仕組みの解説

偶然ではない!マルチのターゲティングから仕組みの解説

マルチが勧誘してくるのは、あなたなら洗脳できるとリサーチが済んだ時です。
なので、マルチを呼び寄せてしまうあなたの言動と、マルチがどういう仕組みで儲けてるかをご説明します。

予測不可能!マルチなんて最初はわかりません

まずは私がマルチに絡まれた時についてお話しします。

私がマルチに引っかかりそうになったのは、リーマンショックから1、2年経った時です。

当時の私は大学院を卒業して就職しましたが、希望とは程遠い配属先、嫌味なだけで頭の悪い上司、サビ残ばっかという散々な毎日でした。

そうすると何するかっていうと、転職活動したり、周りにグチをこぼしたり、株とかFXの勉強に手を出してました。まぁよくある話です。

この中でぶっちぎりで一番ダメだったのは「周りにグチをこぼしたり」です。

よく、「何かをしたいなら、とりあえず自分から動かなきゃ!」とか、「今までと違うところに行ったりすると、新しく世界がひらける!」みたいなフレーズをが流行っていて、ある程度オープンに活動してたんですよね。

そうすると、確かに良縁をもってきてくれる大学の後輩や、新たな出会いもありました。

しかし、一方でマルチという良くないものも呼び込んでしまいました。

 


私を勧誘して来た人、誰だと思いますか?

犯人は職場の先輩です。

先輩「むぎくん!悩みがあるんだって?相談乗るよ。寮で軽くビールでも飲もうか?いっぱい奢るよ」

こんなんがマルチ勧誘の第一歩なんですよ?

いや、さすがに気づかないって!!

というか、当時こんな感じで相談のってくれる先輩とか結構いたし。

確かにあんまりしゃべったことない先輩でしたが、同じフロアで同じ課の人なんだもん。

普通にいい人だなーって思って散々グチりましたよ。

でも今思うと、この時確実に狙われてたと思います。
というかリサーチされていたと思います。

何を引き出されたかっていうと、マルチが狙いたくなる条件に近いかですね。

順に、ご説明します。

マルチが狙うターゲット|実は自分から飛び込んでいる

マルチが狙うターゲット|実は自分から飛び込んでいる

マルチが狙いたくなるターゲット像についてご説明しましょう。

カモられやすい人の特徴①
・新卒、ないしは社会人経験が浅い

当たり前ですが、お金もってないとダメです。
なので一般的な学生が狙われる可能性は低いです。

かつ、社会人経験が豊富になると、怪しさに気づいてしまうので狙いません。
実家にいる人も、親が気づいてしまうのであまり狙われません。

なので、新卒で一人暮らしの人が狙われることが多いです。
要するに、金はあるけど社会に疎いのがいいんですよね。洗脳しやすいので。

私は中学受験→高校エスカレート→大学受験→大学院という、勉強ばっかで世間知らずでした。バッチリ当てはまってますね(笑)

カモられやすい人の特徴②
・今の職場や境遇に不満・不安がある

これはマストです。
就職したばかりで順風満帆で輝いてる人に「会社やめる話」なんて乗るわけないですからね。

カモられやすい人の特徴③
・努力をしても上手くいかない、もしくは努力の方向性を見失っている

これ不況に多いと思うんですよね。
前回はリーマンショックのときに凄い広まりました。

リーマンショックでボーナス下がったり、残業代カットされましたからね。

成果だしても残業しても、何しても給料下がる当時、努力の方向性を失ってた人は多いと思います。

コロナの今も似たような状況なので、かなり心配です。

とはいえ、向こうから話しかけられても、それを見破れさえすれば全くのノーリスクです。

次は、彼らの仕組みについてご説明します。

そもそもマルチ商法とは何なのか|彼らの仕組みを知ろう

そもそもマルチ商法とは何なのか|彼らの仕組みを知ろう

マルチ商法という定義自体は、結構ふわふわしています。
違法であるネズミ講と近かったり、MLM(後でご説明します)と近いですが、共通してるのは、胴元が儲かって下層が損をする仕組みです。

すっごい簡単に言うと、ピラミッド構造です。
自分の抱えてるメンバーが売り上げを出すと、その一部が親に入ります。

メンバーの人が儲かるためには、新たに自分専用のメンバーを抱えて売り上げを出す必要があります。

そうやってピラミッド構造が積み重なっていくと、一番儲かるのはピラミッドの頂上付近の人であり、下層の人は養分にされます。

 


要するに、私に声をかけて来た先輩は、私を自分のメンバーにしたかったんでしょうね。

マルチの構造について知っている方や、この構造を知った方は「そんなのに引っかからないでしょ?」と思われると思います。

しかし、実際には彼らは洗脳が終わるまで、決して正体を明かしませんので気づきません。

次は、その巧妙な手口についてご説明します。

マルチの手口|金持ち父さんはお決まりパターンです

マルチの手口|金持ち父さんはお決まりパターンです

マルチが洗脳してくる手段は多岐に渡りますが、当時圧倒的に多かったのが3000万部のベストセラーになった「金持ち父さん 貧乏父さん」という本をススメてくるパターンです。

 


この本は普通に読むと素晴らしい本なのですが、2点ほどマルチに好まれる側面があります。

1つは、労働で対価を得ることより、資産を作れと言っている点です。

働いた時間で対価を得る時間労働ではいつまで経っても幸せになれなく、経営者や投資家などになって、自動で金を生む不労所得を手に入れるべきと言っています。

最近になって、自動で金を生むとか、不労所得とかって商材に惹かれている方、要注意です(笑)

もう1つは、MLM(Multi Level Marketing) という、ネットワークビジネスも推奨していることです。ネットワークビジネスっていうのは、要するにマルチ商法と似たようなもんです。

大ベストセラーの考え方で資産形成の重要さを説き、そのままマルチも選択肢としてしまうのです。

ちなみに「金持ち父さん 貧乏父さん」でいうMLMは厳密にはマルチと違っていて、別に不幸確定ではないらしいです。

つまり、元々海外の国の話を和訳しただけなので、名前やルーツが同じだけで、制度などの中身は別物・・・らしいです。
私は興味がないので深いことは調べてないというか、正直興味もありません。

 


本を読み終えたあとは、結構とんとん拍子に誘われました。

「経営者と話すと価値観や世界観が変わるよ」と言われ、若手経営者が集まる遊びに誘われたりしました。

でも今思うとおかしなことだらけでした。

まず、すっごいケチなんですよね!

遊びに行くっていっても、都内にあるでっかい橋を歩いて渡るとか(超しんどい)、東京駅周辺のお洒落なフリースペースで、何も飲まずにひたすら話すとかばっかです。

「お金使うと遊んじゃうから」とか、「折角の機会だから将来の話をしないと!」と言われ、当時は意識高い系の人はそんなもんなのかって思いましたがね。

橋渡ってみんな疲れてノド乾いてるのに、ファミレスはお金がもったいないとか言ってましたからね。

あれ?経営者ってもっと羽振りいいんじゃないの?って思いますよ。

そういった集会は男女10人ぐらいで集まってましたが、たぶん皆マルチやってて、養分として吸い取られてたんだと思います(笑)

 


他にも不自然な点として、具体的に稼ぐ方法を言わないんですよね。

信用を築く商売だとか、友達を作る商売だよって言われても全くピンときません。

ただ、個人事業主になるだけで色々と経費で落ちる。節税になるってそればっかり言われましたね。
「むぎくん、例えば人に会うのに美容院に行く必要があるでしょ。だったら、それも経費になるんだよ。レシート取っておかないとね」とかそんなのはいっぱい言われました。
ホントに経費で落ちるかは知りません。


そんなこんなで、たぶん先輩が勧誘下手くそだったんだと思いますが、おかげで自分で色々調べて、「ああ、マルチの勧誘だったんだ・・・」ってようやく気づいたんですよね。

ちなみに「金持ち父さん 貧乏父さん」渡されてから、ここまで2〜3ヶ月ぐらいだったと思います。

その間にも、普通に転職活動とか、22時ぐらいまでサビ残したりだとか、かなり忙しくて細かい記憶は所々飛んでます。

 


最終決着は、胴元の人と会って話しました。

私は途中でマルチと気付いてしまったので、洗脳不十分(というか心は決別してる状態)で東京駅の近くのビルで、胴元の人と話しました。

そこで、先輩から何度も「1回きてみない?」って誘われていたマルチの集会に誘われ、丁重にお断りして決別しました。

マルチの集会っていうのは、要するに商品の素晴らしさや何かを説明して購入する販促会みたいなもんらしいです。

そこに何回か連れていくと洗脳できるらしいので、マルチの勧誘は最後はそこに連れていくことを目標にしてます。

そこで洗脳して会員にしたら、次は仕事を転職させて、若手マルチ同士でシェアハウスに住ませます。

そうすることで、周りとの情報を遮断し洗脳を深めるらしいです。


数ヶ月後、私を勧誘した先輩も、会社を辞めてシェアハウスに引っ越しました。
「若手同士で毎晩将来のビジョンを煮詰めてる」とか前向きにキモいこと言ってましたね。

あと、補足するとマルチの上位者は高学歴が多いらしいです。
私がお会いした胴元の方や、ネットで有名なマルチやってる人は東大卒多いって聞いたので、たぶん人を洗脳するのにも頭の良さがいるんでしょう。

大企業ほど、一定の割合でいるとも聞いています。


実はこの事件の半年後に大学のOBの方から連絡をもらい、別のマルチに勧誘されました。

「はじめまして、むぎくん。いきなりだけど、今の状況に不満があるんだって?」とかどっかで聞いたことあるパターンだなって思いながら、歌舞伎町でラーメン食べました。

その時の私は部署異動して希望通りの仕事ができていたんですよね。

なので、転職活動もやめてましたし、しばらく周りにグチってなかったんですが、、、
評判ってどこをどう巡るかわからないなぁ・・・としみじみ思ったのを覚えてます。

続いては、このマルチにあった体験から、悪徳情報商材についてご説明します。

巧妙な手口は情報商材でも起きている

巧妙な手口は情報商材でも起きている

例えば、twitterで儲ってる報告している人がいて、「私のノウハウNoteで売ります!」というケースを想定します。

さて、この方のNoteを買うのはどういう人かわかりますか?

答えはフォロワーの方です。

いや、そりゃそうでしょう。
その人のことを知りたい人しか買わないんだから。
そして、フォロワーが多いと売り上げが増え、またNoteを販売するんですね。


もっとひどいのは、マルチと同じで胴元のNoteをメンバーに買わせ、メンバー同士のNoteを買わせあうことです。

見かけ上、売り上げはでますが全然利益でないです。
というかたぶん損してます。

マルチと似た構造だと思いませんか?

別に買ってもいいと思いますが、次の方は要注意です。

情報商材に頼りすぎてませんか?本気すぎる人は要注意

情報商材に頼りすぎてませんか?本気すぎる人は要注意

そもそも、その情報に信憑性あるんですかね?

初心者で爆速で売り上げた方法だの、私が上手くいった方法だのって、再現性ないでしょう。サンプル数1なんだから。

その人の売り上げ報告が真実だとしても、その人が思ってない部分が重要で売れてる可能性もありますからね。


また、そもそも「わかる」と「できる」は違うんです。

例えばプロスポーツ選手が教えてくれたとして、すぐにプロ並にできないですよね?

情報商材はあくまで情報なので、別にあなたを「できるようにしてくれる」とは言ってませんよ。

なので、「それを読めば自分もできる!」という幻想は捨てて、「読み物として興味あるから読む」、これぐらいの感覚でいるのが正常だと思います。

どこの財布から出してます?

どこの財布から出してます?

あなたが誰かのファンで、その人のことが知りたいとか、カルチャースクールにいくような感覚でお金を出すのであれば全く問題ありません。

あるいは、UFO発見みたいなゴシップモノにお金出す感覚でもO.K.です。

だってそれは遊び用の財布から出すんですから。

やめた方がいいのは、生活費削ってとか、もっというと借金しちゃうタイプです。

どう考えても今の生活より悪くなっているでしょう。
後戻りできなくなっちゃいますよ。

なので、遊んでもいい財布の中からお金を出す。
これができないとダメです。

世の中「高いお金を出すとやる気がでる!」って言いますが、そりゃ追い込まれているだけです。ブラック企業みたいなもんです。

だいたいお金出さなきゃやる気出ないんだったら、この先ずっとお金払うんですか?

厳しいこと言いますが、お金儲けより前にメンタル鍛えた方がいいですよ。
(ちなみに私の持ち味はメンタルです)

さて、色々お話ししましたが、ここまでしっかり考えられていれば、もう大丈夫です。

そう簡単には騙されないはずです!

まとめ:不況時代の身の守り方|新卒でマルチに絡まれた話

今回は私の恥ずかしい失敗経験を通じて、不況時代の身の守り方をご説明しました。

また、本編では書きませんでしたが、お金に見合った情報商材はあると思いますし、私も実際に出会ってます。

ただし、それは余剰資金でやりましょうって話です。
のめり込み過ぎると周りが見えなくなりますし、冷静な判断ができなくなります。

実際、笑い話風に書いてますが、当時私は大分おかしかったと周りに言われましたし、私自身記憶があまりないので、相当追い込まれてました。

大変長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

あと、「金持ち父さん 貧乏父さん」は、普通に良書です。

正しい「資産」という概念は、頭が冷静なときに身をつけましょう。
追い込まれてる時だと、人間都合よく解釈します。

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